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さて、学生の皆さんが気にすることがわりと多いのが、この「最後に質問は何かありますか?」に対する対応です。学生から相談を受けるときに、この質問に対し、「どうすべきなんでしょうか?」といった質問をよく受けるので、いつも意外に感じています。無理に質問を考え込んでしまう学生も多いですね。
この質問の意味は2つのパターンがあります。パターンによって、最後の質問が持つ意味合いは違ってきます。
①今まで色々質問されたけど、本当にそれだけ??学生から、面接時に十分な質問がなかったときのパターンです。
例えば、福利厚生や待遇、飲み会などの質問ばかりされ、業務に関する質問がまるでない学生に対し、時間がなくなってしまったので「最後に質問はありますか?」という場合です。(よくあります。) この場合、ダメそうに見える学生が、本当にダメなのか、実はまともなのかを確認しています。質問の内容以外の評価が高い学生は、時間がなかったり緊張しすぎて、本来聞くべき質問ができなかった可能性もあるので、最後に確認しているのです。対応によって結果が変わってきます。 基本的には、最後の対応で結果が変わることはありません。その前に、落とすか上げるかは決まっています。この質問をされる前に、質問する内容を参考に、質問すべきことは質問しておきましょう。
その上で「仮に御社に入社できる場合、学生時代にどのようなことをやっておくのが望ましいでしょうか?」や「聞きたかったことは十分伺えました。さらに御社に興味がわき、より志望が高まりましたので是非よろしくお願いいたします。ありがとうございました。」程度のあたりさわりのない質問や返答をしておけば十分です。(あえて余計なことを聞いて評価を下げる必要はありません。)
結論としては、「聞くことを面接時間内にしっかり聞いておけば、対応は不要」ということです。最後の最後だけで結果がひっくり返ることは、現実には少ないのです。
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